アイスピックを使わずに安全に氷を細かく割る方法

すこし氷のサイズが大きいなと思うこと、日常生活の中でも一度はあるのではないでしょうか。

お菓子作りでは、生クリームを泡立てる時などで温度を保つために使われる氷ですが、氷のサイズがもっと小さければボウルを重ねても、安定して泡立てやすいのになぁ…という場面がよくありました。

今回はクラッシュアイスのような小さいサイズの氷が欲しいとき、大きい氷しかなく氷を砕いていて小さくしたいときにおすすめしたい方法を紹介していきます。

氷を砕くには

氷を砕く際に使われるのがアイスピック。

先端がとがっていて錐のような見た目の氷を砕くための道具で、バーテンダーの方が持っているイメージが強いですが飲食店などでも使用されています。

手で砕きたい氷を持って、もう一方の手でアイスピックをしっかりと握って、アイスピックの刃先を斜めにして氷にあてて砕いていきます。

刃先の先端がとがっていて鋭利であるため、使用する際には非常に注意が必要で、しっかりと固定して使う必要があります。

アイスピックは使いたくない

先ほど言った通り、扱う際は非常に注意が必要です。

氷は手の温度で溶けて滑りやすく、アイスピックを握る際も滑らないように固定する必要があります。

氷が小さければ小さいほど、アイスピックの難易度が上がります。

女性や子供には手が小さいので使いづらく、なおかつ扱い方によってけがをしてしまうことがあるので、使うのは避けたいひとが多いと思います。

そもそもアイスピックがないことからも、もう少し簡単な方法はないものかと思っていたときに次の方法にたどり着きました。

スプーンを使って氷を割る

氷を砕くために、おすすめしたいのがスプーンです。

砕くというよりも割るというイメージなのですが、大きな氷を小さくしたいときに簡単で安全な方法です。

割り方

用意するものはスプーンと割りたい氷、あればハンカチなどの布を準備してください。

アイスピック同様に、氷を手で固定します。

この際ハンカチなどの布を手に敷いて氷を乗せることで滑りにくく固定することができます。なくても大丈夫ですが、冷たさも軽減することができるので氷の割る量によって使い分けてください。

もう一方の手で、スプーンの柄の先端近くを握ります。

この時、くぼみがある方が上で丸みがある方を下にして、親指でスプーンの柄にしっかりと固定するように持ちます。

その後、スプーンの丸みのある部分をもう一方の手で持っている氷に当てていきます。

スプーンの丸みのある部分に割りたい氷の位置に向かって、ポンっと叩きつけるように当てます。

反動をつけて弾むようにスプーンを当てるのがポイントですが、スプーンがするりと抜けてしまわないように注意してしっかりと握ってください。

この方法で氷を割ることができます。

なぜスプーンで氷が割れるのか?

スプーンの丸みの形状にポイントがあります。

丸みのある形状であるため氷にスプーンが触れる面積が少なくなります。

面積が少なくなるということは、力がその触れている一点に集中しやすくなるため、スプーンのような丸みのあるものでも氷を割ることができます。

利点

アイスピックを使う場合よりも安全面では非常に使いやすいことです。

少ない力で割ることができる点もメリットになります。

デメリット

割る位置が定まりにくいことが難点になります。

綺麗に真っ二つに割りたいときには、難しいかもしれません。

当たり所によっては小さく砕けてしまったり、複数に砕けてしまうもあるため、

砕くというよりも、割るという表現がふさわしいのかと思います。

まとめ

氷のような固いものを割る際などにも使えるため、日常生活でも知っている役に立つ場面があるのではないでしょうか。

少量であればクラッシュアイスのような小さく砕かれた氷も作ることができ、氷をとりあえず割って小さくしたいときには、おすすめです。

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